政策

◇ くらし第一の都政に

◇ 豊洲移転中止、築地での再整備を

◇ 憲法9条を守る

くらし第一の都政に

東京都の民生費(福祉関係費)は、いまや全国32位、老人福祉費は全国42位。 お金のあるなしで、医療や介護を受ける権利がおかされていいのでしょうか。 石原都政以来の自民・公明都政のもと、「逆立ち」がひどくなりました。 とくに、自民党・公明党はもちろん、小池都知事も推進する、1メートル1億円、総額で4兆円の東京外環道の見直しは急務です。 開発優先政治を見直せば、くらしの財源を生み出せます。

命を守り育む保育と教育

  • ・待機児童解消へ4年間で9万人分の認可保育園増設をめざします。墨田区が進める「整備計画」の撤回・中止を求めます。
  • ・公的保育を守り、保育士の給与アップなどで「質」の確保を
  • ・教育費負担が重すぎます。学校給食の無償化、就学援助の充実や給付型奨学金制度の拡充で、教育費負担を軽減します。
  • ・35人学級を全学年に導入する。
 

住み慣れた街で医療と介護を

  • ・高すぎるシルバーパス(2万円)を、3000円券に。1000円券の対象拡大。
  • ・低額で入れる特養老人ホームがまだまだ足りません。特養ホームを2万人分増やします。
  •  ・国保料の1万円引き下げ、介護と後期高齢者医療の保険料を各5000円引き下げます。
 

住まいの安心を

  • ・17年間新規建設がストップしている都営住宅を2000戸建設。家賃補助で安心して住み続けられるようにします。
  • ・墨田区に9000戸ある空き家を空室を公営住宅として借り上げるなど活用を進めます。
  • ・住宅の耐震工事への助成を拡充します。避難所の整備や災害弱者への支援を強化します。
 

墨田のものづくりと商店街を応援する

  • ・ものづくり、商店など、中小企業への支援予算と体制の抜本的拡充を
 

若者が希望もてる労働条件に

  • ・中小企業への支援を強化し、最低賃金を時給1000円に引き上げ、さらに1500円をめざします。
  • ・ブラック企業の相談体制を強化し、過労死しない社会をつくります。
 

豊洲移転中止、築地での再整備を

5月18日の都の専門家会議で平田座長は「無害化を約束することはできない」と明言しました。 4月に実施した調査でも、環境基準の100倍のベンゼンが検出されました。豊洲が地上も地価も安全でないことは明らかです。 豊洲市場は東京ガス跡地です。 30年にわたる操業により、大量の有害物質が土壌深くまでしみ込んでいます。 これが地上に出てくる危険も、専門家会議は認めています。 どんな対策をとっても安全にすることはできないのです。 築地は、5月の土壌調査で、有害物質はごく局所的に最大で基準の4.3倍の鉛などが出ましたが、2008年に4万3千倍のベンゼンが検出された豊洲市場とは汚染のレベルがまったくちがいます。 築地で必要な対策は豊洲市場と比べたら、きわめて軽微な対策で済むことは間違いありません。 80年余の歴史で安全性が証明され、世界的ブランドとして確立している築地での再整備にふみだすことを強く求めます。

憲法9条を守る

安倍首相は、これから3年以内に憲法9条をかえると表明しました。 日本の平和を支える9条の改悪はぜったいに許せません。 自民党の東京のトップが「都議選が憲法改正に大きく影響する」(下村博文氏)と発言したように、都議選は平和の行方を左右します。 海外で武力行使を可能にした安保法制(戦争法)、内心まで処罰する共謀罪の強行・・・。 戦争への道をストップさせるため、創立以来、弾圧されても侵略戦争反対をつらぬいた平和の党・日本共産党をのばしてください。 東京大空襲で一夜にして何万もの尊い命が奪われた墨田のまち。 私は、祖父母からも町の人からも「戦争だけはダメだ」と教えられ、平和の心をこのまちで培いました。 隅田川べりを走るとき、この川で多くの方が亡くなったことに思いをいたし、平和の決意を新たにします。 憲法9条を守る願いは私に託してください。